レスポンシブ対応とは?
一昔前、ホームページを作成するときに、パソコン用のホームページと、スマホ用のホームページと別々に作成していました。そのため、労力は単純に2倍必要でした。
そんな事情を背景として、パソコンユーザーにはパソコン用の画面(デザイン)、スマホユーザーにはスマホ用の画面(デザイン)となるように、自動的に見た目を変えて表示させることができるようになりました。
これが、レスポンシブ対応のホームページです。
具体的には、パソコンとスマホで異なるスタイルシートを用いることにより、それぞれに適したデザインにするというものです。
近年では、スマホユーザーの増加に伴い、このレスポンシブ対応のホームページが主流になっています。
先月発表されたスマホの広告市場予測「2015年 スマートフォン広告市場動向調査」においても、
順調に右肩上がりの状態となっているので、各企業や組織がスマホを意識した広告戦略に力を注いていることがわかります。つまり、それだけスマホを意識したホームページ作成が重要であるということが言えます。
- 2012年: 856億
- 2013年: 1,852億
- 2014年: 3,008億
- 2015年: 3,903億(予測)
- 2016年: 4,737億(予測)
- 2017年: 5,448億(予測)
2015年 スマートフォン広告市場動向調査(出典:株式会社CyberZ)
検索結果への影響
では、単にスマホユーザーが増えてきたから、スマホユーザーにも見やすいように自社のホームページもレスポンシブ対応(スマホ対応)にしとけばいいや。
ということでしょうか?
実は、先日グーグルは以下のように発表しました。
以下、抜粋
Starting April 21, we will be expanding our use of mobile-friendliness as a ranking signal. This change will affect mobile searches in all languages worldwide and will have a significant impact in our search results.
Finding more mobile-friendly search results
http://googlewebmastercentral.blogspot.jp/2015/02/finding-more-mobile-friendly-search.html
したがって、2015年4月21日以降、ホームページがレスポンシブ対応(スマホ対応)であることは、単にスマホユーザーに優しいというだけではなく、検索順位として影響が出ることになります。
何気なく発表された感じのある情報ですが、Webマーケティングを行う上では非常に重要な内容ですので、残された時間を有意義に使って対応していきましょう!